日奈久みそ　丸山商店 | 日記 | さしすせその「そ」

よく聞かれるのが

「おたくの味噌は美味しいのか？」

という質問なのですが、回答としては

「お客様の口に合うように作るのが我々みそ職人ですよ」

とするわけです。
味噌は御存知だと思いますが、料理の「さしすせそ」の「そ」を担当しています。

塩辛い「砂糖」は無いのです。（本当の意味で）甘い「塩」は無いのです。酸っぱくない「酢」は無いのです。

醤油と味噌は好みがありますが、基本的に美味いのです。

美味いかどうか問う時点で、まずい、もしくは体に悪そうな成分が入っている味噌を買った事がある・知っているのだと思います。

鈴木さんが古米で委託加工した「米みそ」と矢沢さんが山奥の水源米のくず米に日本国産大麦を加えるよう依頼した味噌は、当然　同じ味ではありません。

塩加減は控えれば甘口になるし、多めに入れれば辛口になります。

意外だと思われるかもしれませんが、味噌を生まれてから一度も店で買った事のない人は、けっこう存在します。
おうちで味噌を自作され続けていらっしゃる方も少なくないです。
私の妻のお母さんも手前味噌派です。

作られていた方々が高齢化されたりして購入されたり、委託加工や委託醸造を頼まれるのですが、まずは八代よかとこ物産館や日奈久温泉センター１階の物産販売コーナー「ぺいゆん」にて買って頂いて試してみてから、塩分であるとか配合具合であるとか検討させて頂けると、話がスムーズに進行します。

もちろん無添加ですから安心して使用して下さい。